新宿で税理士事務所を開いた友人

私の友人は、自分で言うのもなんだけど、いろんな業種についているバラエティに富んだ人間が揃っているように思う。
普通のサラリーマンはもちろん、工場のオペレーター、日本人ならだいたい知っているあの会社に勤めていたり、新宿で税理士事務所を開いた友人までいる。
そのうち、一番最後に語った友人は、大学時代から税理士試験をこまめに受け続けていた。
私も知らなかったことだけれど、税理士になるときというのは、一年で全ての科目に合格するのではなく、今年は消費税法、来年は法人税法…みたいな感じで、少しずつ積み上げていくような感じで合格していくのが、試験の通り方なのだという。
私は税理士試験も一発で全ての科目に合格しなければいけないものだと思っていたのだが、そんなやり方ができる天才はそうそうこの世界にいるものじゃないと笑われたことを覚えている。
そんな友人が、ついに税理士として開業したということで、私はささやかな花を送った。
もしも独立開業したら顧問にしてくれよ、という電話が来て、友人から私は礼を言われたけれど、こんな自分と友達でいてくれただけで十分だと返した。